時代 |
投稿:Kamiya |
最近は本当に時間が過ぎるのが速いと思います。 そういえば、小学校の頃、いつか父も母も死に、自分が大人になる日が来ることを眠る前、床の中で想像していたことを思い出します。その日はいつになってもなかなかやってこなくて、特に小学校の6年間は本当にゆっくりと過ぎていったように思います。 楽しい時間は速く過ぎると言いますが、子供の頃の時間は決して楽しくなかったわけではありません。今にして思えば、むしろ穏やかで平和な時間だったと思えるのです。ところがその後、ときの過ぎるスピードは徐々に加速していって ただただ日々に追われるようになっていきました。 翻って最近では1週間が過ぎるのが本当にあっという間で、うちの場合は日曜と木曜が休みなので、日木・日木を中心に1週間が2部制で回っていく感じです。1週間はあっという間で、気がつくと月が変わり、気がつくと年が変わっているって感じです。 さて、世の中はどう変わってきたでしょうか? かつて、明治生まれや大正生まれの大人がたくさんいた頃、昭和の 特に戦後生まれの若者は躍動していて、いい意味でも悪い意味でも 社会全体が活気にあふれていました。それが今では古臭いことを「昭和」「昭和的」と揶揄し、昭和生まれは、既に「若者」とは縁遠い立ち位置の時代になってしまいました。 もちろんその間なはいろいろな変化があったのですが、「活気」と「やり過ぎ」の昭和に対して、「コンプライアンス」が大前提で思い切った変化や試みが叩かれがちな昨今です。それもあってIT関係の進化は、目覚ましいものがある反面、豪快なわくわくするような企画などは表に出にくくなったような気がします。技術がいくら進化したとて、本当に世の中は良くなっていってるのでしょうか。何の具体策も手ごたえもなく「たのしい日本」といわれても、、、 これから30年経てば おそらく私はこの世の中にはいなくなり、その先には誰の記憶の中にも残っていない時代が来るでしょう。その頃には自分が存在しないから関係ないと言ってしまえばそれまでですが、何とも寂しい気持ちになります。 かと言って、あと10年やそこらで何かできるのかなぁ まだ、自分のために、自分以外の人のために、その両方のために何かできるのかなあ 最近、ときどき考えてしまいます。 S.Kamiya ![]() |
2025年2月25日(火) |
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