矯正相談 |
初めての患者さんには視診によるカウンセリングを行います。 はならび・かみあわせの現状・使用する装置・治療期間・費用のことについておおよその説明をさせていただきます。 |
検査 |
治療前のデータを採取します。レントゲンや模型、口腔内写真、顔面写真等を分析します。 |
診断・説明 |
通常、検査から4週間位で症例の分析を終え、本人と保護者に分析の結果と治療方針について、約1時間ほどかけて説明します。 |
動的治療 |
動機付け、口腔衛生状況が十分で家族の理解も得られるようでしたら、治療を開始します。 |
保定 |
動的治療が終了したらブラケット等を除去して保定期間に入ります。 資料採取・結果説明 |
定期観察 |
保定装置がはずれたら、定期観察の期間にはいります。 |
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矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について しかしながら矯正治療には他の医療(外科手術や薬物治療等)と同様にリスクや副作用が全くない完璧な 治療方法ではありません。それらの可能性については十分に納得した上で治療を開始されることをお願い します。 以下に日本矯正歯科学会が参照を勧めている一般的なリスクや副作用についての記述をお示ししますので 精密検査のお申し込み前にお目通し下さい。 @ 最初は矯正装置による不快感、痛み等があります。数日間〜1、2週間で慣れることが多いです。 A 歯の動き方には個人差があります。そのため予想された治療期間が延長する可能性があります。 B 装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者さんの協力が非常に重要で ありそれらが治療結果や治療期間に影響します。 C 治療中は、装置が付いているため歯が磨きにくくなります。むし歯や歯周病のリスクが高まりますので、 丁寧に磨いたり、定期的なメンテナンスを受けたりする事が重要です。 また、歯が動くと隠れていた虫歯が見えるようになることもあります。 D 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきがやせて下がることがあり ます。 E ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。 F ごくまれに歯を動かすことで歯の神経が障害を受けて壊死することがあります。 G 治療途中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。 H 治療中に「顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。 I 様々な問題により、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。 J 歯の形を修正したり、噛み合わせの微調整を行ったりする可能性があります。 K 矯正装置を誤飲する可能性があります。 L 装置を外す時に、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する可能性が あります。 M 装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。 N 装置が外れた後、現在の噛み合わせにあった状態のかぶせ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物)などをやり なおす可能性があります。 O あごの成長発育によりかみ合わせや歯並びが変化する可能性があります。 P 治療後に親知らずが生えて、凸凹が生じる可能性があります。加齢や歯周病等により歯を支えている骨が やせるとかみ合わせや歯並びが変化することがあります。 その場合、再治療等が必要になる事があります。 Q 矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻す事は難しくなります。 日本矯正歯科学会 監修 |