はならび、噛み合わせ、はぎしり、上唇小帯、むしば・・・ 幼稚園児の「はならび」といっても、まだ乳歯が残っています お母さんの心配のはじまりは 乳歯の不正咬合または交換期歯列の不正咬合から始まります。 お母さんが気になる幼稚園児の不正咬合 ・うけくち(反対咬合) ・出っ歯(上顎前突) ・大人の歯の乱ぐい歯(そう生) ・すきっ歯(特に前歯) ・深いかみ合わせ(過蓋咬合) ・あごが左右にゆがんで噛む |
|
|
|
|
|
|
不正咬合に気がついた・・・ 大人の歯が変な風に生えてきた! 大人の歯が出てきたのに変なまま! お母さんの不安は・・・ このままでいいのだろうか? いつ頃からどんな治療をするの? 治療のゴールは正しい永久歯列ですから乳歯の不正咬合は、ほとんど放置しても よいでしょう。また、早すぎても年齢的についてこれないでしょう。 では、いつ治し始めたらいいのでしょう。 治療のゴールはすべての永久歯がきれいに生えそろった状態です。 生えてない永久歯は治せません。 小5〜6で奥歯が生えかわり、生えそろうのが中学1〜3年くらいですから 矯正治療のスタートの目安は 乳歯が全部抜けてから、すなわち、小6くらいからが基準となるでしょう。 しかしながら、噛み合わせの問題や顎のズレなどの不正咬合には早くから治療を始める方が 良い場合も一部にはあります。 (早期治療=永久歯が十分に生えていないうちに始める治療) したがって、相談は早めに受けられるのがよいでしょう。 |
早期治療の適応の例(あごが上下にずれている) |
|
|
|
|
早期に治さなくてもよいことが多い例 |
|
|
|
|
早期治療の例 |
受け口 |
|
|
|
|
|
出っ歯 |
|
|
まとめ |
・乳歯の不正咬合はほとんどが放置 ・基本的には永久歯がそろってから(小学校の高学年) ただし、不正咬合の中には早くから始めるほうがよいものもある ・相談は早めに、治療は遅めに |