おそらく、このページを読んでいる方は虫歯がなぜできるのか大体分かっておられると思います。 そうです、「虫歯菌が砂糖を使って、歯を溶かす!」のが虫歯です。でも実際分かっている方でも歯がきちんと管理できている方はまれで、指導・教育を受けないでできている方はほとんどいません。マンツーマンの指導はそのためには重要なのですが、自主学習のため or 予習・復習の意味でお読み頂けたらと思います。 |
なぜ虫歯になるのか |
歯垢(プラーク)の中にすむ細菌(ミュータンス菌等)が砂糖を栄養にして酸を出します。この酸が歯の表面を溶かして、虫歯を作ります。 |
![]() |
虫歯の予防方法 |
虫歯にならないためには以下の3つのことが大切になります。 |
☆歯質の強化…歯の表面を強化します ・フッ素…フッ素は歯の表面に虫歯菌の酸に強い結晶を作ります。3〜4ヶ月に1回、歯科医院で継続して受けると有効です。乳歯や生えたばかりの永久歯には特に有効です。 フッ素を塗った後、30分間は飲食やうがいはできません。 ・シーラント…シーラントとは簡単にいうと奥歯の噛み合わせ部分にプラスチックを埋め込んで、その部分を予防する方法です。一般的には子どもの第一大臼歯にすることが多いです。歯磨きがしっかりできれば一番良いのですが、なかなかうまく磨けないことが多いため、シーラントで予防します。 ☆細菌の除去…歯垢(プラーク)を歯ブラシ等で取り除きます 虫歯予防のために、歯磨きは欠かせません。 正しい歯磨きの仕方や歯間ブラシ、フロスの使い方をマスターしましょう。 |
☆砂糖のコントロール…原因となる細菌の食料である砂糖の量を抑えます。 虫歯菌の好物は『砂糖』です。砂糖の取り方がとても重要になってきます。時間を決めないでお菓子をダラダラ食べたり、寝る前に砂糖を含むものを食べたり飲んだりすることはやめましょう。長い時間口の中に砂糖が残っていると、それだけ虫歯になるリスクは高くなります。 |